1. はじめに
あなたが大切にしてきた愛車が、まさかのリコール対象になっているときがあります。
リコールは、機関系などを含む不具合があった場合に出されるものですが、その発表の情報は自分でキャッチしておかなければいけません。
人気車種のトヨタ・20ヴェルファイア/アルファードにもリコールがあることをご存じでしょうか?
今回は、トヨタ・20ヴェルファイア/アルファードのリコールについて、また実際にリコールになっていた塗装について、リコール修理してもらった現状をご紹介します。
2. トヨタの車のリコール情報を調べよう
日本国内で行き交う車を見ていると、たくさんのトヨタの車を見かけます。
トヨタの車をはじめとして、日本の車を性能の高さは世界中で認められていることから、外国でも多くの日本産の車を見かけます。
そんな中でも、実はリコールの対象になっている車種があることをご存じでしょうか?
ただリコール情報については、トヨタのホームページをみても、一部のリコール情報しか検索できないようです。
基本的なトヨタ車のリコールについては、こちらから車台番号を入力すれば、あなたの車種が該当しているかが分かります。
まずは、あなたの車がリコールの対象になっていないかを確認しましょう。
3. トヨタ・20ヴェルファイア/アルファードのリコール塗装修理
トヨタ・20ヴェルファイア/アルファードは、初代モデルが発売されてから10年以上が経過していますが、2020年4月現在でも街中でよく見かける車種の1つです。
中でもパールホワイトのボディカラーが人気となっていますが、その理由は「汚れが目立ちにくい」「ボディがどっしり見える」「夏場に車内が暑くなりにくい」「リセールバリューが高い」などさまざまといえるでしょう。
しかし、20ヴェルファイア/アルファードのパールホワイトでは、以下のような塗装剥がれが確認できる場合があります。
↓わずかですが、ボンネット部分にみられる塗装剥がれです↓
↓ルーフ部分にも塗装剥がれが確認できます↓
私も最初は、塗装のリコール対象になっていることを知らず、お世話になっている板金工場に修理・見積り依頼をしたのです。
塗装修理するのにかかる費用は約40万円と言われたのですが、良心的な板金工場でしたので「お客様のヴェルファイアは、確か塗装のリコールが出ていたはずです」と教えてくれました。
それだけでなく、トヨタのホームページを経由して、車台番号から私のヴェルファイアが塗装リコールの対象になっていることまで調べてくれたのです!
すぐさま、普段お世話になっているトヨタディーラーに車を確認してもらいました。
確認といっても一般のスタッフが確認するのではなく、店長・副店長などのディーラー店舗の責任者がリコール対象であるかを診断するのです。
診断の結果…、私の車はリコールの対象ということでしたので、無償で再塗装してもらえることになりました。
とはいっても、トヨタに塗装の診断をしてもらったのは2019年12月中旬。実際にいつ作業してもらえるのかを聞くと、2020年4月中旬…(←大阪府の場合です)。何と4ヶ月待ち…!!すぐに2020年4月中旬の予約を取りました。
ディーラーの副店長曰く、リコール等の塗装作業で塗装工場は満杯の状態で、順次作業をしていく形となるため、作業開始までに現在の状態で4ヶ月以上は待ち時間があるそうです。
そして4カ月後の、2020年4月18日にトヨタディーラーへ入庫。
新型コロナウイルスの影響で、トヨタディーラーを含め、塗装工場の社員の労働時間縮小+現場社員の削減を行なっていることもあり、仕上がりまでは約1カ月はかかるとのこと。
「できるだけGWまでに作業終了できるように工場にも伝えておきます」と言ってくれましたが、新型コロナウイルスの社会情勢を考えても、できるときにゆっくりやってくれればいいので、車が戻ってくるのはGW明けでも大丈夫と伝えました。
そして2020年5月3日、塗装が仕上がったとのことで、車を取りに行きました。
リコールの塗装は、例えばボンネットの塗装であれば、ボンネットの塗装をすべて剥がしてから再塗装するため、どうしても時間がかかるそうです。
私の場合は、ルーフにも塗装剥がれがあったため、ルーフ全面の塗装をすべて剥がして再塗装するため、より時間がかかったと思われます。
↓ボンネット・綺麗に塗装されました↓
↓広範囲のボンネットもすごく綺麗です!↓
パールホワイトのリコール塗装については、20ヴェルファイア/アルファードだけでなく、ハイエース/レジアスエース、iQ、カローラルミオン、オーリス、ウィッシュも対象になっています。
詳しくは、トヨタ公式;アルファードなど ホワイトパール色の塗装修理でご確認ください。
4. まとめ
今回は、トヨタ・20ヴェルファイア/アルファードのリコールについて、また実際にリコールになっていた塗装について、リコール修理してもらった現状をご紹介しました。
トヨタディーラーはリコールを公表し、リコール修理に対して受付した順に作業をしています。
対象台数が多いために、実際に作業してもらうまでには時間がかかるかもしれません。
もともとリコールを出さないような製品作りをしてほしいということが消費者の願いですが、あなたの車がリコール対象になっている場合は修理を依頼しましょう!
リコールの修理には期限がありますので、早めにトヨタディーラーに問い合わせてください。
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